心肺蘇生法(しんぱいそせいほう、CardioPulmonary Resuscitation, CPR)は、呼吸が止まり、心臓も動いていない(心肺停止)と見られる人の救命へのチャンスを維持するために行う循環の補助方法である。 CPRにおいては心臓マッサージを主に行い、余裕があれば気道確保し、呼吸の補助方法である人工呼吸も行う(総務省消防 23キロバイト (3,157 語) - 2022年1月24日 (月) 15:04 |
徳島新聞 2/15(火) 10:01
心肺停止状態になった女性に心臓マッサージなどの応急手当てをし、人命救助に貢献したとして、徳島市西消防署は11日、徳島大医学部2年の堤菜々子さん(20)と桝本恭加さん(20)に感謝状を贈った。
署などからの情報よると、昨年12月30日、徳島市内の飲食店で2人がアルバイト中、
突然店内で年配の女性客が心肺停止状態になった。
一緒にいた家族が119番したがパニックに陥っていた為、堤さんが携帯電話を引き継いで状況を伝えた。
堤さんは電話口の通信指令課員から「広い場所に寝かせて」「呼吸の確認を」などの指示を受けた。それらを速やかに桝本さんに伝えた。その後、心臓マッサージ。
救急隊到着まで、暫く心肺蘇生を続けていると手を動かすなどの反応が見られた。
幸運なことに女性は病院に搬送され、その日のうちに退院した。後遺症もなかった。
2人は大学の医学部で看護学を専攻中であった。
堤さんは「心肺蘇生は授業で学んだが実際にしたことはなく、とっさに状況を判断するのは難しかった」。
桝本さんは「家族で楽しそうに過ごす姿を見ていたので、絶対に助かってほしいという思いで心臓マッサージした」と当時のことを振り返った。
西消防署の石田敏幸署長は「救急隊到着までの間、とにかくその場にいる人の対応で救命率がかわってくる。迅速に行動してくれたことが大きかった」と話した。
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/bb6c93701895d43b11d8dfaf633496a46beee130&preview=auto